3Dアダルト動画入門

3Dアダルト動画入門

3Dで見るアダルト動画(無修正)について解説します。視差バリア方式若しくは偏光眼鏡なしで見られる動画やスマートフォンやNINTENDO 3DSで見られるVR無修正動画にも言及します。

3D動画を取り巻く現状

普通のスマホが3Dマシンに

 アダルト動画を3Dで見るには以前はPCが主流でしたが、良い3Dモニターがことごとく製造中止になり3D動画を取り巻く環境は整っているとは言えません。ただし最近はスマートフォン+VRゴーグルで手軽に3D動画が見られるようになっています。

3D動画を見る三つの鑑賞方法とは

 実際の3D鑑賞には次の三つの方法があります。要点を整理しました。

おススメ順に・・・ 長所 短所と注意点
スマートフォン+VRゴーグルを使用
  • VRゴーグルはamazon等で600円程度より入手できる。
  • iPhoneもAndroidもOK
  • 特別なアプリは不要。
  • 映像の不具合が起きにくい。
  • スケールや臨場感は画面が大きいスマホほど良い。
  • 解像度1920x1080以下のスマホでは画素が見えてしまう。

PC+3Dモニターを使用

  • 推奨:三菱 Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)
  • 3D対応TVでもOKです。(3D対応HDMIケーブルでPCに接続)
  • OSに縛られず、何も買い足す必要がない。
  • 目が疲れにくい。
  • 導入コストが数万円かかる。
  • 円偏光メガネが必要。
  • 推奨機は生産終了。
3Dスマートフォン(HTC EVO 3D)を使用
  • 裸眼で見られる。
  • 画質が良く動作も軽い。
  • コンテンツをPCと共有しやすい。
  • 導入コストが安価(中古)。
  • 製造終了で中古品でしか入手できない。

3Dの基礎知識

3Dって何のこと?

 3Dとは「三次元的な表現」という意味で用いられる用語です。3Dのコンテンツには次のような種類があります。

  • 3D映像
  •  立体的に見える映像のこと。擬似的に視覚処理で三次元に見せるものが主流です。本当に三次元投影する技術には「レーザーによる空気のプラズマ発光を利用する方法」などがありますが、いずれも研究段階です。スターウォーズに登場するR2D2のホログラムみたいなのはずっと先の話ということです。

  • 3D写真
  •  立体的に見える写真で、3D映像と同様に擬似的な処理を施した画像が一般的です。

  • 3D音響
  •  ステレオ効果(左右2つのスピーカーを用いて、距離感や方向性を表現する音響技術)を応用して、さらに別の音源(3D位置オーディオ)を加えて三次元っぽい演出をすることができる。

3D映像の原理

 人間が立体感を感じることができるのは、左右両眼それぞれが互いにずれた位置から物体を見ているからで、左右の目から入った二つの二次元映像を脳内で三次元に補完しているためです。これを視差と言っています。
 左目用と右目用の二つの映像をそれぞれの目に見せて脳内補完させることにより、擬似的な三次元映像を作り出すことができます。

メガネを使う3Dと使わない3Dがある。

 3Dでは左右の視差を作り出すため、特殊メガネを使用する方法が用いられます。また、メガネを使わない3Dも開発が進んでいます。

メガネを使う3D
  • 平行法横並び(サイドバイサイド)
  •  左眼用映像と右眼用映像を左右に並べて投影します。これを左右それぞれの眼に別々に見せれば視差が生じて立体視ができます。大人気の「スマートフォン+VRゴーグル」方式はこのタイプです。

  • 円偏光メガネ
  •  左眼用映像と右眼用映像を重ねて投影します。このときに左右の映像の偏光方向を90度変えておきます。左右のメガネレンズにそれぞれ90度違う偏光フィルターを用いれば、左眼用と右眼用の映像が分離するので視差が生じて立体視ができます。「PC+モニター」方式の大部分はこれです。

  • アナグリフ
  •  左右の映像それぞれに青と赤の光を重ねて投影します。あとはそれを青色フィルターと赤色フィルターで分離するだけ。左右映像に対応するように右眼用と左眼用に異なるフィルターを装着すれば、視差が生じる映像が得られます。最も安上がりですが、フルカラーを再現することはできません。鑑賞しているときにちかちか感があります。メガネをとった後もしばらくは色の認識がしにくい状態になるので、おすすめはしません。

  • 液晶シャッターメガネ
  •  左右のメガネのガラス面には液晶が用いられています。この液晶が光の透過をオン/オフを繰り返して左右の眼に違う画像を見せる仕組みです。すなわち、左目の液晶がオンのときには左目用の画像を表示し(右目は液晶シャッターがオフ)、左目用の液晶がオフになると右目ようの画像が表示される(右目の液晶シャッターがオン)。これを高速で繰り返します。機種によってはクロストーク(左右画像の混合)と左右交互にオン/オフということで明るさが半減することに注意が必要かと思われます。

メガネを使わない3Dモバイル


※Wooo H001の外観(イメージ)

 現在商用化されているのは視差バリア方式だけです。左右の画像を縦に細長く分割し、左右交互に並べていきます。次に、真上から見たときちょうど、右眼には右眼用の画像だけが、左目には左眼用の画像だけに目線が届くように特殊な開口部のある遮光バリアを配置します。つまり1個の画像を真正面から見ているつもりが、左右の眼に別々の光が入射するように細工するわけです。
 この視差バリア方式は大きな画面ではゴーストや逆視(立体感が逆になる)が起こりやすく、逆に携帯電話やスマートフォンのような小さい画面のほうが有利です。
※残念ながら3D動画仕様のモバイル機は需要が少ないためか、ことごとく生産終了に追い込まれております。
⇒「au by KDDI・日立3D携帯電話Wooo H001

3Dアダルト動画の再生を検証する。


サンプル付動画一覧へ

会員制サイトのサンプル動画チェック

 3Dアダルト動画を配信する会員制サイトの利用を検討する場合には、配信動画が自分のマシンで見られるかどうかは重要なチェックポイントになります。「スマホ+VRゴーグル」による鑑賞方法の場合スマホとゴーグルさえあれば誰でも各動画のサンプルにアクセスすることにより、ご自身のスマホとの適合性についてテストできることと思います。私も過去に色々な機種で試しておりますので、以下ご参照ください。

こんなチープなVRゴーグルでもバッチリ見られます。


 amazonで900円で売られているものです。iPhone6sとXPERIAの古い機種とAQUOS ZETA SH-01Hで試してみました。3D動画の標準仕様である「平行法横並び(サイドバイサイド)」の映像なら、どの機種でも普通に3Dで視聴できました。
 使い方を簡単に説明すると、左目用の映像と右目用の映像の境をゴーグル中央にある仕切りに合わせて装着するだけです。(※参照

使用可能かかどうかの条件は・・・

  • 見たい動画が再生できるスマホであること
  • ゴーグルに装着可能なサイズのスマホであること

この二点を満たせば大丈夫です。ほぼ全てのスマホが使えそうですね。

VRゴーグル以外の方法も検証しました。

 「メガネなしで見られる3Dスマホ」及び「PC+3Dモニター」の各鑑賞法は私が過去にテストした以下の記録をご参照ください。

「メガネなしで見られる3Dスマホ」での検証

 各キャリアから発売されていた「AQUOS PHONE」は、3D立体動画がメガネ無しで見られるシャープ製造のスマートフォンです。実際にアダルト3D動画が再生できるか確認してみました。3D動画配信のアダルトサイトである3D-EROSからダウンロードした視差バリア方式の動画ファイルをテストしたところ、大方は問題なく再生が出来ました。
テスト機種は次のとおりで「AQUOS PHONE」以外にも、別の3Dスマートフォンの「HTC EVO 3D(ISW12HT)」とauの3D携帯電話「Wooo H001」についても併せて検証してみました。

 以上の10機種で再生を試みると、全て動作可能でした。PCに比較して多少映像の質は劣るものの実用上は特に問題ありません。3g2形式のファイル(拡張子が.3g2)に対応しているモデルであれば、動作可能とみてよいでしょう。AQUOS PHONEでの使用プレイヤーアプリはプリインストールの3D対応プレイヤーが基本で、他のプレイヤーアプリよりも3D再生しやすいです。3D-EROSで配信している3Dムービーは、日本国内の3Dケータイ向け配信サイトと同じ圧縮率にしているので多くのユーザーは問題なく見られているようです。もっとも、このサイトのユーザーはマニアばかりで、それぞれ独自の方法で見てしまっている方々も多いようですが・・・。とりあえず通常のプレイヤーアプリで大丈夫です。

au HTC EVO 3D(ISW12HT)について

 この機種は生産終了後に中古を購入(2500円で入手)して調べたところ、動作が軽くて映像が特に綺麗です。7機種の中では最もおススメです。

生産終了していない3D動画対応機種は無いのか?

 スマートフォンでは今のところありません。ただし3Dゲーム機で代替することは可能です。すなわち、ゴーグルなしでスマホの代わりにNINTENDO 3DS版を使う方法があります。スマホよりも画面は一回り小さく解像度も高くありませんが、何も付けずに裸眼での鑑賞が可能となります。ニンテンドーのこの手の機種は使えるファイル名に制限があり、使えるようにするには独特な設定が必要です。解説ページにその設定の全貌が明かされていますので、この方法を検討される方は参考になさってください。

「PC+モニター」で3Dアダルト動画鑑賞


※ZALMAN ZM-M220W
(イメージ)

 以前3D-EROSに入会していた時期には、推奨機だったZALMAN ZM-M220W(生産終了)を購入して円偏光メガネで鑑賞したものです。映像は綺麗で動作も快適。クロストーク(3Dゴースト)などありません。もちろん、このマシンでav9898の3D作品も同様に鑑賞することができます。
 3D-EROSにおける以前の推奨機は三菱 Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK) [23インチ]でした。マシン固有のメリット・デメリットについては参照ページに詳しく解説してあります。
 その後、3D対応の液晶テレビ AQUOS LC-40Z5を中古で購入しました。映像的には違和感なく綺麗に再生できました。テレビを3D再生モニターとして使うときに知っておいたほうがよいことも解説ページに詳しく書かれております。

3Dだと数倍エロく感じる

 遠近感がクッキリしていて、本当にそこにいる感じ。遠くにあるものは遠くに、近くの物は近いように見えます。例えばバックで抜き挿ししているシーンは性器の凹凸(立体形状)が認識できるので、挿入したり出したりするペニスや尻・マンコの肉感が二次元映像よりも数段リアルに感じられます。女性が手こきやフェラをするシーンにしても、ペニスが本当にそこにあって本当にそこに女が居るかのように見えます。最初に3D体験したときは、「遠近感があるだけで、こうも違うものなのか」とちょっとした感動でした。実際に本物の指で弄られ口でされているようで臨場感がリアルです。たとえ、平凡なコンテンツであっても3Dだとエロエロの極上コンテンツに感じられるから不思議です。

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