無修正エロアニメの月額サイトって片手で数えられるぐらいしかありません。その理由に挙げられるのが版権が高額であることです。なぜ版権が高額かというとコストが半端でないからです。普通のAVであればカメラマン兼監督1人とモデル1人で半日あれば1本出来上がります。さらには同じモデルの使いまわしにより1日で数本撮ってしまうのが当たり前です。複数のメーカーをハシゴするのが普通ですから、そのため同じモデルの似たような作品が大量に出回ることが少なくありません。近年は景気の低迷によりAVに出る女性が増える一方で、出演料も安く上がります。AV製作費は安く抑えられている現状です。
ところがエロアニメだと作家が構想を練るところから始まり、アシスタントを数人雇っても1本作るのに数ヶ月を要します。同じような顔のキャラクターを使いまわすにしても描かないことには動画になりませんから、大量に作品数が増える状況にもなり得ません。またエロアニメは美少女ゲームや18禁ゲーム・同人漫画等々とコラボレーションしていることが多く、価格には様々な利権や思惑が反映されたものとなります。なので思ったよりも高い値段となるためエロアニメで勝負する配信サイトが少ないのです。
モザイクが入ったエロアニメは日本国内で普通に配信されています。あのモザイクを取ったら性器が描かれているのでしょうか?その答は概ね「描かれている」です。多くのエロアニメにはモザイクの下にオマンコやペニスが描かれているのです。「どうせモザイクを掛けるのに」ですよ。その理由はモザイクを掛けたときに「性器がそこにある」という実用上の目印になるからです。それにモザイクが掛かっていてもどんな色なのかわかりますし…。
しかし性器を描いた上でモザイクを掛けるのにはもっと重要な意味があります。それは海外配信サイトの需要にこたえるということ。すなわち表AVに対する裏AVみたいな関係です。一昔前にエロアニメ(無修正)の逆輸入が盛んな時代がありました。オマンコが丸見えで音声が英語とか…。それが何時の頃からか日本語で無修正というエロアニメが多くなり、2008年頃はそのピークでした。名作が数多く生まれました。しかしながら実際にモザイクを外して販売できるエロアニメは海外サイトに限られます。
なお無修正版はモザイク版に比べ値段が高価になるのは当然のことです。これは単に無修正版を欲するユーザー側の需要が大きいことだけではありません。むしろ無修正版が国内市場に出回っているモザイク版を駆逐してしまう商業的なリスクを考えてのことです。要するに利害関係者が黙っていないわけですね。
同じ作品につき無修正版と修正済み版があるとするなら、無修正版を見たくなりますよね。無修正版は海外サイトにしかありません。では海外サイトであればどこでも一緒なのでしょうか。エロアニメサイトの良し悪しは、「最近の作品を置いているか否か」でわかるといっても過言ではありません。というのは、エロアニメを軽く考えているサイトほど古い作品だけしかおいていない傾向があるからです。
これは、何も「新作をおすすめする」といっているのではなく、サイトの”やる気の有る無し”つまりサービスの良し悪しの指標になるということです。新作でキッチリ更新ができているサイトであれば、サービスのトータルバランスで十分に満足できることと思います。
そういう意味でナンバー1としておすすめしたいのがHanimeZです。参考までに、保有作品数のランキングは以下のとおりです。
なお、iPhone、iPod、PSP、Android機などモバイルで見られるエロアニメサイトをお探しの方には、Xギャラリーがオススメです。
第1位 | 第2位 | ||
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