C2ポイントとC2コインとBBコインの購入リスク

C2ポイント・継続ポイント・C2コイン・BBコインを整理してみる。

　C2ポイント・C2コイン・BBコイン等々。アダルトサイトで使われる「似たような名前の電子マネー」がありますが、それぞれの購入メリット・デメリットについて詳細を解説します。

C2Pointの現状

　C2Pointというお得な決済方法が選択できるアダルトサイトがあります。C2Pointとはアダルトサイトの料金を支払うたびに、C2Pointというマイレージが貯まっていき提携アダルトサイトでお金と同じように使用できる仕組みです。

クレジット決済金額の1%分（キャンペーン中）のC2Pointが還元される。

トリプルエックス1ヶ月プラン（35ドル）を3ヶ月続けると・・・1.05ドル返ってくる計算。

貯めたポイントは100pt=$1として提携サイトで利用できます。
新規入会とアップグレードに使用できます。継続（メンバーシップの更新）はC2Pointでは行なわれません。

提携サイト一覧

※C2Point案内記載ページへ

豆知識その他

ポイントの有効期間は最後にポイントを獲得した日から365日。

獲得するたびに期限が延びていくということ。一応、期限が近づくとメールで知らせてくれます。
⇒ポイントの期限切れがすぐ間近に迫って困ったときは、ａｎａｎ－ａｖ．ｃｏｍのような低価格単品動画サイトでもよいので何か購入すると結果的に期限が1年延びます。

ポイントとお金で支払った場合は、ポイント分を差し引いた「支払金額分のポイント」が獲得できる。
マイページで提携サイトの購入（獲得ポイント）履歴が確認できる。

メンバーシップの管理も楽になります。

C2Pointの対象はクレジットカード決済・C2コイン決済に限る。

CLIPSなどの電子マネー決済はC2Pointが獲得できません。

キャンペーン

ポイント還元率などがお得になるキャンペーンが開催されることがあります。

C2ポイントは換金できる。

貯まったC2ポイントは加盟サイトでのご利用以外に、12,000pt以上より換金することができます。
※換金手数料：2,000pt

ポイント還元（還元率）はそのときによる。

ポイント規約より「いかなる場合においてもポイントを付与するか否か、付与するポイント数、その他ポイントの付与に関する最終的な判断は、○○（加盟サイト名）が行うものとし、会員はこれに従うものとする。」とのこと。

C2ポイントは形骸化しつつある。

　お得なC2ポイントですがトリプルエックスやストリートギャルズなどは、メンバーシップ更新者へのサービスとして継続ポイントという別な還元ポイントを発行するようになりました。換金できる点を嫌ったのかもしれませんね。
　C2ポイントは入会時には決済方法の一手段となっております。なので入会前の画面ではC2ポイントについて取り上げております（参照）。一方、入会後に見られるメンバーエリアでは継続ポイントを前面に押してPRしています（マイページなど）。C2ポイントのお世話になったとしても入会時だけで、入ってからは「継続ポイントの使い道が大きい」という状況です。C2ポイントの見通しについて、今後も続いていくか廃止されるかは微妙なところでしょう。ちなみに2017年以降は「購入に係るC2ポイントの還元率」は加盟サイト内での表示がなくなりました。
　なおトリプルエックスやストリートギャルズ等で入会する際に、C2Pointでポイントを受け取るためにはちょっとした手続きが必要です。具体的には入会時に「C2Pointサービスプログラムへのログイン」が必須なのです。
⇒例１例２の「C2Pointサービスへのログイン」参照。

C2Pointサービスプログラムをご利用中のお客様、新規でC2Pointプログラムのご利用のお客様につきましては、下記よりC2Pointサービスプログラムへのログイン、新規無料会員登録を予め完了した状態で「決定」ボタンを選択してください。
非ログイン時に登録を行われた場合、ご入会時のポイント付与は出来かねますので予めご了承いただきますようお願い致します。

注目の「継続ポイント」

　トリプルエックスで始まった継続ポイントですが、1日につき10ptの継続特典ポイントが加算されていきます。ポイントが貯まっていくにつれどんどんメリットが大きくなっていきます。例えばトリプルエックスの場合だと300ptで他のサイトに入会する際に使える８割引きクーポンがもらえます。さらに1000ptからは「提携１サイト30日間無料利用」など、5000ptからは「提携３サイト30日間無料利用」等々メリットが大きいです。
　C2ポイントは入会申し込み前は条件や内容が伏せてあり何時終了するかもわかりません。継続ポイントの特典を金額に換算すると、C2ポイントで得られる微々たるpt数に対し圧倒的に優っています。なので僕が新たに入り直すならC2ポイントは申し込まずに普通に入ることで確実に継続ポイントをもらうことでしょう。

C2コイン購入のリスク

　C2ポイントとは別にC2コインというプリペイド方式の電子マネーがあります。C2コインも決済に使えるのですが、還元等々の特典は一切ありません。お得な特典もないのに、なぜC2コインが存在するのでしょうか。そしてC2コインはどういう場面で使われることを想定しているのでしょうか。

C2コインの交換レート

　C2コインは加盟サイト（コイン利用可能）にて100coin=＄1として利用できます。コインの購入も同じレートです。
　これを知ってピンときた方がいるでしょうけれど、実は「交換レートがドル建て」というのがミソなんです。種明かしするとコインを円高ドル安のときに購入すると、同じ金額でたくさんのポイントがゲットできてしまうのです。

例えば100ドル分（10000coin）購入するとします。

為替レートが「１ドル110円（円安ドル高）」の時点であれば11000円掛かります。

それに対し・・・

為替レートが「１ドル90円（円高ドル安）」の時点であれば9000円で済んでしまいます。

つまり、C2コインとはユーザーが「円高ドル安時に購入して、円安ドル高時に消費する」ことを想定している電子マネーなのです。これは円高のときに舶来のスコッチとかワインを買いだめしておくのに似ていますね。

C2コインを購入する場合のリスクは何ですか？

電子マネーですので腐るものではありません。ただ運用に少々問題があります。

C2-コイン購入後は、いかなる理由であっても再発行・返金・換金には一切応じる事はできません。
C2-コインの有効期間は、最終利用日より一年間となります。
C2-Pointを自ら退会（アカウントの削除）を行った場合、また、規約違反などによりC2-Pointアカウントが削除された場合、保有しておりますC2-コインも失効いたしますのでご注意下さい。
購入単位・金額等の諸条件は、予告なく変更されることがあります。
1日に購入できるコイン数の上限は、30,000coinまでとなります。

※コインを使用する際は、各サイト内のご案内、ご購入ページ等をご確認ください。

　問題の部分というのはコインの有効期間が最終利用日より１年という部分です。
　予め円高ドル安時に購入しておくとします。ところが消費したい時点での為替レートがさらに円安ドル高だったら損をしてしまいますね。使うまでの間は塩漬け状態ですが、有効期間が「最終利用日より１年」ですので期間を延長するために望まない商品をとりあえず買わされる破目となります。
　結果的に為替レートの推移によっては「元本割れ」となってしまいます。たかがアダルト動画の決済にそうまでして神経を使うのもいかがなものかという疑問が出てきます。

有効期間が短く、為替レートの変動による元本割れのリスクがある。

　なおC2ポイントが使えるサイトはたくさんありますが、C2コインを使えるサイトは少なめです。

C2ポイント加盟サイト	トリプルエックス、リアル素人CLUB-XXX、熟女倶楽部、1919GoGo.com、ストリートギャルズ、CLUB-XXX、お風呂の中のプニョ、でぶ専、男銃、anan-av.com
C2コイン加盟サイト	トリプルエックス、リアル素人CLUB-XXX、熟女倶楽部、1919GoGo.com、ストリートギャルズ

＞＞参照：公式アナウンスへ

BBコインの購入メリット

　BBコインという新たなプリペイド方式電子マネーによる決済方法が登場しました。

C2コインとの違い

円建て決済

　C2コインはドル建てで購入する電子マネーでした。一方、BBコインの購入は円建てです。円建てメニューが登場したことでメリットデメリットが色々と出てくるわけです。

コンビニ経由で支払えること

　C2コインの入手はクレジットカードによる購入となります。一方、BBコインはコンビニエンスストアで買える電子マネー（セキュリティマネーゴールドやビットキャッシュ）や銀行振込に対応しており、個人情報を入力せずに入手（購入）ができるというものです。
　BBコインは円建てなのでコンビニ電子マネーとの乗り入れが実現したということと思われます。いずれにしてもユーザーの支払い選択肢が大きく広がるメリットと言えるでしょう。
　つまりどちらもプリペイド方式の電子マネーであるものの、C2コインはクレジットカード会社が介在することで秘匿性を求めるユーザーにとって使い勝手がいまいち悪かったわけです。BBコインならコンビニ経由で無記名にて完結します。

C2ポイントとは連動していない

　前述のとおり「C2Pointサービスプログラムへのログインの下で、C2コイン決済にて入会」した場合はC2ポイントが貯まります。一方、BBコインはC2ポイントと全く関係がありません。
　ただし前述のとおりC2ポイントは形骸化していて、唯一の魅力である還元率キャンペーンが終了しうまみが無くなりました。既に各サイトは継続ポイントに軸足を移しております。継続ポイントには魅力的な特典がいっぱいです。

秘匿性への配慮

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　BBコインの公式サイトを見ると加盟店というメニューがあっても、その中身は「準備中」と表示されていることと思います。そして加盟店にアダルトという項目が無いにもかかわらず、トリプルエックスでも熟女倶楽部その他でも利用可能となっております。

　これは一体どういうことなのかというと、BBコインの加盟店は全てアダルトサイトなのであえて「アダルトっぽく見せない工夫」とみることができます。加盟店メニューがゲームや本などのカテゴリのみであれば、アダルト動画を内緒で見たいユーザーが気軽にブックマークできるというものです。
　つまりBBコインという電子マネーはアダルト購入の決済が専門であること。個人情報の秘匿性が”売り”なので、「ユーザーへの配慮」が公式サイトにも施されているということになります。

為替レート変動の恩恵（リスク）はどうか？

BBコインは買いだめしても意味がない。

　前述のとおりC2コインはドル建てなので為替レートの良いタイミング（円高ドル安）で購入しておけば、トリプルエックス等々コイン建て決済では差益が生じることがあります。すなわちドル高円安時にC2コインで支払えばコスト低減の恩恵にあずかれます。逆に円高ドル安時に使わざるを得ない時は元本割れする恐れがあります（参照：C2コイン建て決済）。
　BBコインは円建て（1COIN＝1円）で購入するのでトリプルエックス等々COIN建て決済の場合には、ドルが介在する余地はなく円建て支払いと同じ意味になります。「為替レート変動によるBBコイン価値の変動」は生じません（参照：BBコイン建て決済）。つまりBBコインを大量に買って塩漬けにしたとしても意味はないですね。言い方を変えれば為替リスクがない分だけ安心はできます（使途が限られているので買いだめはおすすめはしませんが…）。